(c)Takeshi Asano - KYOTOGRAPHIE2020
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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2020 _ Wing Shya

会 場:「誉田屋源兵衛 竹院の間」
所在地: 京都府京都市中京区烏帽子屋町

展示デザイン コンセプト
江戸時代より問屋街として栄えた京都室町通にある創業280年を超える帯匠の老舗「誉田屋源兵衛《竹院の間》」を会場に、ウィン・シャの叙情的な作品を、会場の風景に重ねながら鑑賞できるデザインを提示した。
艶やかな物語性を持つ、引き込まれるような影の暗部が印象的な作品群を「帯」のように一筋に連ねて、京町家ならではの奥行きを持つ空間に浮かび上がらせることを試みたものである。鑑賞者は会場を貫く一本の「帯」に沿って奥へと進み、様々に表情を変える作品/空間と対峙することで「一光諸影」の世界観が場所性を持って堪能する趣向に。「今だからこそ、ここだからこそ可能となる、作品と会場の一体感」を提示したいと考えた。

デザイン担当:遠藤克彦/木村史聴/畑崎萌笑

Photo:(c)Takeshi Asano - KYOTOGRAPHIE2020

関連リンク
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2020」
 香港出身のアーティスト、ウィン・シャ氏の展示会場構成を担当