檀野 航

私は兵庫県の神戸で生まれ育ち、そのままEAAの大阪オフィスに入社しました。
こどもの頃から絵を描くことが好きで、自分の中でいつしか「もしかしたら僕はデザインすることが好きなのか?」と考えるようになり、成り行きで高専の建築学科に入学し、そのまま気づけば建築設計を仕事にしていたという具合になります。
デザインするという行為の中から、なぜ建築デザインを選んだかはまだ自分でもよくわかっていなくて、それが知りたくてまずは建築設計を続けているといってもいいかもしれません。

一応16歳から建築設計に触れてきて、なんとなーく自分が設計において「大事にしたいもの」がわかってきました。
いま思っているのは、建築を考えるとき、常に「誰かの営み」に寄り添える姿勢を取れればと思っています。
風景としての建築にみられる大きな視点から、どこでいつ誰が何をして過ごすかという小さな視点までを横断的に思考する建築設計という行為に対してどう誠実に在れるかを考えたときに、いまの自分にできる精一杯の姿勢が寄り添うということかなと思っています。

これの文章を書いているのは、入社して5年目で、私は28歳です。
建築設計をしていくに際して、成長だってしていきたいけれど、その中で先述した姿勢がどう変わっていくか/変わらないのか、楽しみにしながらこれからも建築設計に触れられていければと思います。