Scenography design / (c) Endo Architect and Associates
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Erwin Olaf_Im Wald_Am Wasserfall_2020
2021.09.17

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021」

2021.09.17

オランダを代表する現代アーティスト アーウィン・オラフ氏のセノグラフィーを担当

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」を存分に愉しんでいただく上で、重要な要素の一つに、京都の趣ある歴史的建造物から近現代建築まで、空間が持つアイデンティティーを最大限に活用し、作品の世界観を引き立てる展示空間デザイン(セノグラフィーデザイン:Scenography Design)がある。
遠藤克彦建築研究所は2019年より本写真祭に参画し、セノグラフィーに携わってきた。 2019年は両足院(建仁寺山内)を会場に、バウハウス出身のドイツ人写真家、アルフレート・エールハルト(Alfred Ehrhardt)氏のセノグラフィーを担当。2020年は老舗帯匠「誉田屋源兵衛」内の「竹院の間」にて、映画監督ウォン・カーウァイ氏の元専属フォトグラファー兼グラフィックデザイナーのウィン・シャ(Wing Shya)氏の作品展「一光諸影」のセノグラフィーを手がけた。

そして今年は、メインプログラムのひとつである「京都文化博物館 別館」にて、国際的に活躍するフォトグラファーであり、女性、有色人種、LGBTQ+コミュニティなどにフォーカスをあてた作品を主に制作を行っているオランダを代表する現代アーティスト、アーウィン・オラフ(Erwin Olaf)氏の作品展を担当した。歴史的建造物の中で展開される2つの異なる作品と、連続するストーリーへと誘うセノグラフィーによって、彼の創出した作品世界へと没入していく時間を体感していただけるものとなった。 2021年も各プログラム開催会場にて、展示作品とセノグラフィーとのコラボレーションをも愉しんでいただける「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」となった。 

デザイン担当: 遠藤克彦/外﨑晃洋/持永篤史/岸本祐衣

アーウィン・ オラフ ( Erwin Olaf )
アヌス ミラビリス -驚異の年-

会場 | 京都文化博物館 別館
会期| 2021年9月18日(土)- 10月17日(日)
開館時間 | 10:00–19:00 | 休:9/21、27、10/4、11
※入場は閉館の30分前まで。
一般 | ¥1,200
学生 | ¥900(要学生証提示)
共催 | 京都府 supported by MATSUSHIMA
公式Web site | https://www.kyotographie.jp
開催概要| KYOTOGRAPHIE 2021 京都国際写真祭

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